保土ヶ谷宿
◆本陣、脇本陣
保土ヶ谷宿には本陣一軒、脇本陣三軒、それに一軒の茶屋本陣があり、大名、旗本、幕府の役人等がこれらの宿泊施設を使用していました。宿駅伝馬制度が始められた当初、脇本陣は本陣だけでは収容できない場合に使用されるものであったが、後には諸侯の内でも万石以下、旗本等は脇本陣を利用していたようです。一般の旅行者は旅籠屋を利用していました。
参勤交代の大名は箱根を越えて小田原、戸塚、江戸と10里/日の工程が常で、保土ヶ谷宿は通過の宿場でした。したがって本陣や脇本陣は休息所として使われることが多かったようです。さらに保土ヶ谷宿には休息専用の茶屋本陣があり、多くの大名は茶屋本陣を利用したと言われています。
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