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居留地煉瓦造下水道
明治20年代後半頃
国登録有形文化財
特色
 英国人技師ブラントンの設計によって明治初期に外国人居留地に下水道建設が成された。明治10年代にはいると居留地人口の増大によって下水道容量を超過し、管の詰まりも頻繁になり改修を望む声が高まった。そして、神奈川県は技師三田善太郎の指揮のもと、明治14年(1881年)から明治20年(1887年)にかけて、山下居留地の下水道網を煉瓦で作り替える大工事を行った。この時に敷設された煉瓦造の下水道は、山下町の各所の地中から発見されている。
 昭和57年(1982年)に開港広場の整備工事中に、地下から下水道マンホールが発見された。居留地時代の都市インフラの記録として価値が高く、国登録有形文化財として当地に保存されている。
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