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横浜都市発展記念館中庭実物展示・旧居留地消防隊地下貯水槽
特色
 居留地では、近代的なライフラインの整備が始まると共に、都市の地下には様々な種類の埋設管が設置されるようになった。横浜瓦斯(ガス)会社によるガス事業では、横浜の街にガス灯をともすために、居留地全体にガス管が埋設された。また、明治初期に陶管による下水道網が形成されていた居留地の山下地区では、後に煉瓦管への改修が行われ、さらに、明治20年(1887年)には鋳鉄管の水道が引かれた。
 横浜都市発展記念館の中庭にガス灯、ガス管、煉瓦下水道管の実物が屋外展示されている。また、同敷地内に旧居留地消防隊地下貯水槽の遺構が残る。当地は幕末から居留地消防隊の本拠となった近代消防ゆかりの地であり、ヴォールト構造の4 室に区画された煉瓦造地下水槽は横浜市認定歴史的建造物として当地に保存されている。
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